カートシステム別、計測タグを貼る場所の一覧|Shopify・BASE・カラーミー・MakeShopほか
解析やポップアップのツールを入れるとき、最初につまずくのが「このカートシステムでは、タグをどこに貼ればいいのか」です。 管理画面の欄の名前はサービスごとに違い、カート画面や決済画面には入らない、という制限もそれぞれ違います。 この記事では、主なカートシステムとサイト作成サービスについて、計測タグを全ページの<head>に入れる場所を一覧にしました。 載せたのは、2026年10月12日に各社の公式ヘルプを開いて確かめた内容だけです。任意のタグを貼れない仕組みは、貼れないと書いています。
更新

どの仕組みでも共通する考え方
計測タグは「全ページの<head>の中に、1回だけ」入れるのが基本です。ページごとに貼るのではなく、全ページに共通する場所を1か所探します。カートシステムでは、その場所が「タグ設定」「フリースペース」「カスタムコード」などの名前の欄として用意されていることが多く、テーマのファイルを直接書き換える仕組みもあります。
marketingLABOの場合は、管理画面の「サイト設定」にある「はじめの3ステップ」で、サイトの名前とURLを登録するとタグが表示されます。「タグをコピーする」でコピーし、すべてのページの</head>の直前に貼り、サイトを1ページ開いてから「計測を確かめる」を押す、という流れです。この記事のタグの例は、次のような仮の形で書いています。
<script src="https://...(お使いのタグ)..."></script>一覧:カートシステム別の貼り場所
| 仕組み | 貼る場所 | 入る範囲 | 注意すること |
|---|---|---|---|
| Shopify | テーマのコードを編集 > layout/theme.liquidの</head>直前 | チェックアウト以外のページ | 有料テーマは購入後のみ編集可。テーマ更新でコード変更が消えることがある |
| BASE | 「HTMLタグ管理 App」のカスタムタグ | カート画面とレジ画面をのぞく全ページのhead内 | head以外には置けない。ほかのAppとの重複に注意 |
| カラーミーショップ | 検索エンジン対策の「headタグ内フリースペース設定」 | カート画面を除く全ページのhead内 | 全ページ共通で、ページごとには分けられない |
| MakeShop | 「アクセス解析用のタグの設定」の「アクセス解析タグの入力(headタグ用)」 | 決済画面を含む全ページ(例外あり) | 決済画面では外部ファイルを読み込めない。独自ページのブランクページA・Bには入らない |
| futureshop | 「測定タグ設定(コマースクリエイター)」の共通出力 | 全ページ | JavaScriptで出力されるためソース表示では見えない |
| EC-CUBE 4 | ブロックを作り、レイアウト管理で「<head></head>タグ内」の枠に置く | 置いたレイアウトを使うページ | レイアウトごとに置く必要がある |
| WordPress・WooCommerce | 子テーマでwp_headフックを使う | テーマで表示される全ページ | 親テーマを直接編集しない |
| Wix | 設定 > カスタムコード(ヘッダー、全ページ) | 全ページ | サイトの公開とドメイン接続が前提 |
| ペライチ | ページ情報編集 > タグ埋め込み(head) | 設定したページ | レギュラー・ビジネス・プロフェッショナルで利用可。ページごとに設定 |
| STORES | 任意のタグを貼る欄は見つからない | - | HTML・CSSのカスタマイズに対応していないと公式FAQに記載 |
Shopify
管理画面の[オンラインストア] > [テーマ]で「...」 > [コードを編集]を開き、layoutフォルダのtheme.liquidで</head>の直前に貼ります。Shopifyのヘルプは、作業前にテーマを複製してバックアップを作ることを勧めています。テーマに貼ったタグはチェックアウト、サンキューページ、注文状況ページには入りません。詳しい手順は<a href="/ja/blog/add-tracking-code-to-shopify/">Shopifyに計測タグを設置する方法</a>にまとめました。
BASE
BASEでは「HTMLタグ管理 App」を使います。オフィシャルテーマ、有料テーマ、カスタムテーマのどれでも、任意のHTMLタグを設置・編集・削除できるとヘルプにあります。
- Appsから「HTMLタグ管理 App」を開きます。
- タグのテンプレートで「カスタムタグ」を選びます。テンプレートは登録後に変えられません。
- 何のタグか分かる「タグ名」(255文字まで)を入れ、タグ本文(10,000文字まで)にタグを貼って登録します。
カスタムタグはカート画面とレジ画面をのぞくすべてのページのhead内に入ります。head以外への設置、body内の編集、反映される順番の指定はできません。同じタグをほかのApp(HTML編集 Appなど)にも入れると正確に計測されない場合があるので、タグはこのAppにまとめるよう公式FAQが勧めています。
カラーミーショップ
カラーミーショップでは、検索エンジン対策の設定画面(タイトル要素・メタ要素の設定)にある「headタグ内フリースペース設定」に貼ります。ヘルプによると、ここではJavaScriptやトラッキングコードの読み込みができ、入力したタグはショップ全ページのheadタグ内に共通して挿入されます。ただしカート画面は除かれます。入力後に【更新】ボタンをクリックすれば完了です。特定のページだけに入れることはできない点も覚えておいてください。
MakeShop
MakeShopでは、ショップ構築 / 設定 / SEO・SNS・マーケティング / アクセス解析用のタグの設定 を開き、「アクセス解析タグの入力(headタグ用)」の欄に貼ります。マニュアルでは、外部のアクセス解析サービスなどのタグを決済画面も含むショップの全ページに設置できるとされ、入力できるのは半角20,000文字までです。
例外もあります。Smart Checkoutの「会員規約及び個人情報の取り扱いについて」、会員移行のセッションURL、RSSページには出力されず、スマートフォンログインページにも反映されません。独自ページの種類を「ブランクページA」「ブランクページB」にしたページにも自動では入りません。さらに、決済画面では外部ファイルを読み込めないとも書かれています。外部のファイルを読み込む形のタグは、決済画面では動かないと考えておくのが安全です。
futureshop
futureshopでは、構築 > プロモーション管理 > 測定タグ設定(コマースクリエイター)で、共通出力の出力設定を「<head>タグ内に出力する」にして、出力内容にタグを入れます。共通出力の内容はECサイトの全ページに出力されます。
注意点が二つあります。一つは、測定タグはJavaScriptで画面に出力されるため、ブラウザの「ソース表示」には出てこないことです。確認はChromeのDevToolsなどの開発ツールで行うよう案内されています。もう一つは、Webスキミング防止機能により、許可されたドメイン以外の外部JavaScriptファイルは一部の画面で削除対象になることです。設定後は動作テストをするようマニュアルにも書かれています。
EC-CUBE 4
EC-CUBE 4では、管理画面でブロックを作り、レイアウト管理でheadの枠に置きます。テーマのテンプレートには、この枠に置いたブロックを</head>の手前に出す仕組みがあります。
- [コンテンツ管理] > [ブロック管理]で「新規入力」を押します。
- ブロック名とファイル名に重ならない名前を入れ、ブロックデータにタグを貼って「登録」を押します。
- [コンテンツ管理] > [レイアウト管理]でレイアウト名を開き、未使用ブロックにある作ったブロックを「<head></head>タグ内」の枠へドラッグして保存します。
- 既定では「トップページ用レイアウト」と「下層ページ用レイアウト」があるので、両方に同じブロックを置きます。新しく作ったレイアウトがあれば、それにも置きます。
WordPress・WooCommerce
WordPressのテーマの多くは、header.phpの<head>の中でwp_head()を呼び、そこでwp_headというフックが動きます。テーマのファイルを直接書き換えるのではなく、子テーマのfunctions.phpにこのフックで出力する処理を足すのが安全です。子テーマにしておけば、親テーマを更新しても変更は消えません。WooCommerceを使っている場合も、テーマが表示するページであれば同じ方法です。
add_action( 'wp_head', function () {
echo '<script src="https://...(お使いのタグ)..."></script>' . "\n";
} );Wix
Wixでは、サイトダッシュボードの「設定」で「開発・統合設定」セクションの「カスタムコード」を開き、「+カスタムコードを追加」からタグを貼ります。ページは「全てのコードを読み込む」、場所は「ヘッダー」を選び、「適用」をクリックします。始める前に、サイトが公開済みで、ドメインが接続されている必要があります。
「全てのコードを読み込む」では、訪問ごとに一度だけ読み込むか、訪問者が開いたページごとに読み込むかを選べます。計測タグはページごとに動く必要があるので、ページごとに読み込むほうを選んでください。また、Wixは2025年12月にカスタムコードへ新しいセキュリティ対策を入れ、以前動いていたコードがブロックされる場合があると案内しています。設置後は、2ページ目以降の閲覧も記録されているかを確かめましょう。
ペライチ
ペライチでは、マイページで編集したいページの「ページ編集」を押し、「ページ情報編集」の「タグ埋め込み」で、headタグ内の埋め込みにタグを入れます。入力した文字列は</head>の直前に書き込まれ、使えるのは<meta>、<script>、<style>、<link>、<noscript>、コメントだけです。利用できるのはレギュラープラン・ビジネスプラン・プロフェッショナルプランです。設定はページごとなので、計測したいページすべてに入れます。
STORES:任意のタグを貼る場所は見つかりませんでした
STORESの公式FAQには「HTML・CSSによるカスタマイズには対応していません」と書かれています。タグに関する設定として確認できたのは、Googleアナリティクスの測定IDの登録と、Google広告・Meta広告用の「広告タグ」の欄で、どちらもIDを入れる形式です。任意のタグを全ページに入れる方法は公式ヘルプで見つからなかったため、marketingLABOのタグを貼れる場所はない、という結論にしています。
このほか、ページを移動してもページ全体を読み直さない作りのサイトでは、計測が最初の1ページだけになるおそれがあります。そうしたサイトとヘッドレス構成のストアは、この一覧の対象にしていません。
カート画面・決済画面は別扱いが多い
一覧で分かるとおり、カートや決済の画面はサービスごとに扱いが違います。
| 仕組み | カート・決済まわりの扱い(公式ヘルプの記載) |
|---|---|
| Shopify | theme.liquidはチェックアウト以外のページに使われる |
| BASE | カスタムタグはカート画面とレジ画面には入らない |
| カラーミーショップ | フリースペースのタグはカート画面を除く全ページ |
| MakeShop | 決済画面にも入るが、決済画面では外部ファイルを読み込めない |
| futureshop | 一部の画面で許可されていない外部JavaScriptは削除対象 |
marketingLABOはカートシステムと連携しておらず、カートの中身、金額、注文は読み取りません。売上や注文数は各カートシステムのレポートで見て、marketingLABOでは商品ページやカートページまでの動き(どこから来て、どのページを読み、どこで離れたか)を見る、という分担がおすすめです。
貼ったあとの確かめ方
- ショップのページを開き、ソースを表示してタグがhead内にあるかを見ます(futureshopのようにJavaScriptで出力される仕組みでは、開発ツールで確認します)。
- トップ、商品ページ、カテゴリ、カートのように種類の違うページで確かめます。
- marketingLABOでは、ページを1つ開いてから管理画面の「計測を確かめる」を押します。届いていなければ、タグがすべてのページの</head>の直前に入っているか、保存(公開)し忘れていないかを確かめ、サイトを開き直してもう一度押します。
よくある質問
同じタグを2か所に入れてしまいました。 ページビューが二重に数えられることがあります。BASEやMakeShopのヘルプも重複に注意を促しています。1つのツールのタグは1か所だけにしてください。
Googleタグマネージャー経由で入れてもいいですか? この記事では、各サービスの欄に直接貼る方法だけを扱いました。marketingLABOの管理画面の案内も、全ページの</head>の直前に貼る方法です。
marketingLABOのフリープランは0円で、期限はなく、カードの登録も要りません。サイト1つのアクセス解析・ヒートマップ・行動履歴と、フォーム・ポップアップバナー各1つが使えます。料金を見るか、無料登録をしてタグを取得してください。
参考にした資料
2026年10月12日に確認しました。
- Shopifyヘルプセンター「テーマコードの編集」
- BASEヘルプ「【HTMLタグ管理 App】タグの設定方法を教えてください」
- BASEヘルプ「『HTML編集 App』など他のAppですでに設定しているタグも設定できますか」
- カラーミーショップ ヘルプ「各ページにおける検索エンジン最適化(SEO)の方法」
- makeshopマニュアル「アクセス解析用のタグの設定」
- makeshopヘルプ「外部のアクセス解析を利用したいのですが、タグはどこに設定したらいいですか。」
- futureshopオンラインマニュアル「測定タグ設定(コマースクリエイター)」
- EC-CUBE 4の開発者向けドキュメント「ブロックの利用」
- EC-CUBE 4の開発者向けドキュメント「レイアウトの利用」
- EC-CUBE公式リポジトリのdefault_frame.twig(headの枠の出力位置)
- WordPress Developer Resources「wp_head」(英語)
- WordPress Theme Handbook「Child Themes」(英語)
- Wixヘルプセンター「Wix エディタ:サイトにカスタムコードを埋め込む」
- ペライチ サポート「タグの埋め込みの設定方法」
- STORES FAQ「【ストアデザイン】ストアの見た目やレイアウトを変更するにはどうすればいいですか?」
- STORES FAQ「【広告タグ】広告タグ機能とは何ですか?」
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